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「保育者のためのアクティブ防災Ⓡ」

～楽しく学び　賢く備え　自分で考え行動できる防災を！～

2021/01/16（土）ACE2回目のオンラインセミナーを開催しました。
沢山の方々にご参加いただき、誠にありがとうございました。
今回のセミナーに登壇いただいたのは、NPO法人MAMA-PLUGの小暮裕美子先生です。
昨年から保育者用のセミナーを考えていただいておりました。実現することができ、本当に感謝しております。

26年前の1995年1月17日、阪神淡路大震災が起こりました。その後も日本では、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨のように、数々の災害が何の予告もなく突然にやってきました。
お子様の大切な命を預かる保育者として、また自分自身も守れるように楽しく学んで備えていただけるように、今回のテーマを取り上げました。

今回のレポートは、備えと行動に参考としていただく場面、参加者の声をご紹介していきます。
まずは小暮先生のご挨拶から紹介いたします。
※内容のレポートは、会員専用ページにログイン後に閲覧できます。

【小暮先生のご挨拶】                          

皆さんこんにちは、ママプラグの小暮と申します。今日は防災について皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。よろしくお願いいたします。

私は現在ママプラグで理事をしております。もともとはユニ・チャームというところで人事をしておりました。そこで研修に携わる中、コーチングというものに出会いました。そしてプロコーチになり、研修やコーチングなどの人材育成をやっておりました。
東日本大震災の時に、子どもを預けていた保育園となかなか連絡が取れず、大変な思いをしました。そんな中、娘が通っていたバレエ教室のお友達のママが、ママプラグの初代理事長をやっていた方でした。そのご縁でママプラグに入り、現在理事をしております。

私は、ママプラグの防災の考え方であれば、「防災は大事だと分かっていても、優先順位が下がってしまう」そんな方々にも共感していただけると思いました。そして、東日本大震災で受けた大変さを一人でも多くの方に実感していただき、何があるかわからない世の中、これからの防災への意識を少しずつ上げていただきたいと思います。

プライベートでは私も一児のシングルマザーです。娘は中一になりました。私は区がやっている、ファミリーサポートのベビーシッターさんによく来ていただいておりました。本当に皆さんのような方々が、働くお母さんたちにとって、どんなに大切な存在かという事がよく分かります。娘にとってもファミリーサポートの方は第二のママ、一番身近なおばさんのような存在だったのではないかと思っています。今でもファミリーサポートの方とは連絡を取り合って近況報告をしています。
今日は皆さんに楽しく学んでいただきたいと思っております。

ママプラグは、「ママの視点で家族の力を高める」をモットーにやっております。もともと防災の仕事を始めた団体ではなく、ママプラグですので、「ママと社会をつなぐ」役割を担いたいと出来た団体です。
最初はママ達を集め、トートバッグやお弁当箱を作り、販売していました。その後、東日本大震災を経験し、何か出来ないかという事で、東京の方に避難をされていたママ達を集め、トートバッグを作り販売しました。その収益金の一部を皆さんに還元する活動を始めたときに、ママ達から沢山の被災体験を伺いました。そこで出てきたお話は普段メディアには載らないような、ママならでは、子連れならではの体験談がいっぱいありました。「こういう事を私たちは本当に知りたい」というところから、❝子連れ防災手帳❞という本を出版させていただきました。そこから、この防災事業を始めています。
皆さんと同じ、一女性目線で日常からできる防災活動をしています。

まず防災の大事なところは、現状の自分を知るというところです。今私は何を知っていて、何を知らないのか。何が出来ていて、何が出来ていないのか、という現状を知るための共有です。
訪問先に行っても避難所のことまでは、なかなか共有することもないのではありませんか？
今日の講座をきっかけに、訪問先との情報共有をして、災害時にも強い保育をしてくださる皆さんになっていただきたいと思います。

ママプラグさんでは、家族の防災　個別相談も受付けていただいております。

https://web-mamaplug.com/